「自分はバスケが下手だから、チームに必要ない。」
ミスをした日や試合に出られなかった日に、そんなことを考えたことはありませんか。
私も思うようにプレーできず、チームの力になれていないと感じた時、「自分には価値がないのではないか」と思ったことがありました。
でも今は、はっきりと言えます。
バスケが下手でも、あなたの価値は変わりません。
求められるものは変わる
周りから求められる能力は、環境や時代によって変わります。
狩りをしていた時代なら、動物を狩る力のある人が求められました。
戦国時代なら、刀や弓を扱う技術や馬術に優れた人が評価されたでしょう。
つまり、評価される能力は時代や環境によって変わるものです。
バスケットボールでは、シュートを多くきめることやディフェンスで相手を止めるなど、試合で活躍することが評価される場面は多くあります。しかし、それは今のプレーが評価されているだけであり、あなたという人間の価値が決まっているわけではありません。
コーチにプレーを指摘されたり、試合でミスをしたりすると、自分自身を否定されたように感じることがあります。
ですが、本当に見直すべきなのは「プレー」であって、「あなた自身」ではありません。
だからこそ、「プレー」と「あなた自身」を切り分けて考えることが大切です。
あなたにできる貢献
また、良いプレーができないからといって、チームに良い影響を与えられていないとは限りません。
チームに貢献する方法は、プレーだけではないからです。
毎日の練習に真剣に取り組む姿勢は、仲間の刺激になります。練習で熱量を持って取り組むことで、試合にでている選手は「チームの一員として試合に勝ちたい」とより強く責任をもつことがあります。
試合に出られなくても、ベンチからの応援がコートで戦う仲間の支えになることもあります。
プレーだけが、チームの力になる方法ではありません。
もちろん、上手くなるために努力することは大切です。
でも、今はまだ思うようにできなくても気にしすぎる必要はありません。
今日できなかったことが、明日できるようになるかもしれません。
毎日少しずつ努力を積み重ねれば、1年後には今の自分とは大きく違う景色が見えているはずです。
バスケの実力は簡単に伸びるものではありません。
成長しているのが結果として現れるのは、練習して作った小さな歯車たちが、ある日、カチッとはまったときです。
最後に
あなたの価値は、上手いか下手かで変わるものではありません。
自分を否定するのではなく、改善するべきプレーに目を向けながら、一歩ずつ成長していきましょう。
過大評価することは良くないことですが、過小評価もおなじことです。あるがままの自分を受け入れましょう。
バスケは、あなたの価値を決めるものではありません。あなたを成長させてくれるものです。

